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バブル戦争から十数年、世界は富める者と貧しき者の二極分化が急激に進み、日本もまたその例外ではなかった。富める者はひたすら己の欲望と快楽を求め、東京はその欲望を満たす快楽都市と化した。パスポートを剥奪され国内でくすぶっていた戦場カメラマン雑賀(サイガ)は、ある日秘密クラブの潜入取材を依頼される。それはセレブの中でも特に選ばれた者だけにしか出入りを許されないと言われる闇の社交場「六本木倶楽部」。その会員になれた者には究極の快楽が与えられるという。潜入に成功した雑賀に助けを求める謎の少女、神楽(カグラ)。彼女は「六本木倶楽部」の支配人、水天宮によって倶楽部のシンボルとして操られていたのだった。神楽をつれて逃げる雑賀、だが雑賀は神楽と接触したことによって「写殺能力」に目覚めることになる。そして「六本木倶楽部」からの追っ手もまた、欲望によって特殊な能力に覚醒した者たちだった・・・。「六本木倶楽部」とは、そして神楽とはいったい何者なのか。神楽とのラブストーリーを軸に、二人の絶体絶命の逃亡劇が始まる。
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まがいものの天国で、さまよう魂の物語――。アメリカで発生した暴動をきっかけに世界を戦争と未知のウィルスのるつぼに叩き込んだ「大災禍(ザ・メイルストロム)」。政府は弱体化し、やがて、人間こそ最重要の公共リソースであると位置づける高度発達医療社会が立ち上がった。<生府>の成立である。<生府>により、人々は「健康」と「優しさ」を尊ぶ“生命主義”の名の下に、美しく管理されることになった。人々は、WatchME(体内監視システム)を体に埋め込み、あらゆるリスクは遠ざけられた。人々は自らを優しい牢獄へと閉じ込めたのである。霧慧トァンは<生府>の番人であるWHOの螺旋監察官。紛争地域の停戦監視などが仕事だ。だが彼女は、“生命主義”への違和感をぬぐうことができず、WatchMEの裏をかいて、禁止された酒や煙草を嗜んでいた。彼女には友達がいた。御冷ミァハ。成績優秀でありながら、<生府>の管理を憎悪する少女。個人用医療薬精製システム<メディケア>を騙せば世界を転覆させることだってできるとうそぶく歪んだ天真爛漫さ。トァンと零下堂キアンはミァハに心酔していた。「私たちは大人にならないって、一緒に宣言するの」ミァハの導くままに死を試みる2人。そしてミァハだけが死に、トァンとキアンだけがこの牢獄に取り残された。それから13年・・・。トァンは世間をシステムを欺きながら螺旋監察官となり、キアンは普通の市民として生きてきた。謹慎処分で日本に帰国することになったトァンは、キアンと再会する。キアンと食事をするトァン。その目の前でキアンは自らの首へとナイフを突き立てる。この日、世界で同時多発自殺事件が発生した。どうして人々は死を選らんだのか。トァンは、その背後にミァハの影を感じる。
ごくふつうの町で、穏やかに満たされた生活をおくる人々がいた。しかし彼らは、それが、偽りの平和であることを知らなかった。知られざる真実…。地球はすでに、滅んでいるということを…。宇宙からの謎の異星人勢力の攻撃を受け、人類は99.9%が死滅。その敵は『ドラクター』と名付けられた。やがて地球には大きな穴があけられ、異星人の居住に適した環境にテラフォーミングされた。人類は彼らの目を逃れ、シェルターに身を潜めるしかなかった。いつ訪れるかわからない、復活の日を待ちながら…。シェルターイクシアの住人たちは、滅びの日の記憶を消され、何も知らず普通の生活を送っていた。しかし、その中の一部の『選ばれし者』たちは、パイロットとなり、『ローグ』と呼ばれる巨大ロボットを駆り、異星人と戦っていた。そして、今日もまた、新たなパイロットが選出される…。
「さぁ、始めようか―― 新しい神話を 可憐な戦記を 奇跡の恋物語を――」2020年、新東帝都にそびえ立つビルの屋上で、一人の男がそう宣言した。それは「鶺鴒計画」の始まりを告げる合図。“セキレイ”と呼ばれる108羽の可憐な戦士たちは、自らの主・葦牙(アシカビ)を求めて人の世へと放たれた――――自らの想いを賭けて、最後の一羽と成る為に。「ごめん、今年もダメだった・・・」憧れの都会に上京したものの、大学受験に失敗したさえない浪人生・佐橋皆人。彼は、やりたい事も無く・親しい友人もおらず・ましてや彼女なんているわけもない、いわゆるヘタレ。しかもその日、2浪が決定したばかりだった。厳しい現実に、落ち込みながら帰路に付く皆人。そんな彼の前に、突然、空から謎の美少女が降ってきた。彼女の名は“結”。自らを“セキレイ”と名乗る彼女は、運命の相手“葦牙”として皆人を選んだのだった。「私、皆人さんのために闘います!」そして皆人と結の絆が刻まれたとき、物語は動き始める――これは、人とセキレイが織り成す、新しい神話 これは、セキレイ達が繰り広げる、可憐な戦記 これは、運命の相手と紡ぎ出す、奇跡の恋物語。全ては、愛する者と永遠に婚ぐ為に――――――
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