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    うたわれるもの

    うたわれるもの
    • 作品情報
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    • スタッフ
    • キャスト
    作品情報
    過去の記憶も、自分の名前さえも、一切を失って瀕死で倒れていた青年。彼が目覚めたのは亜人たちの暮らす自然豊かな世界。そして、彼の顔には、外すことのできない奇妙な“仮面”が被せられていた。青年は、村長(むらおさ)の孫娘・エルルゥに助けられ、傷が癒えるまで村長の家で暮らすことになる。集落の人々とも打ち解け始め、彼の知略と勇気によって集落が“危機”から救われたことがきっかけで、青年は村長から「ハクオロ」と名付けられ、人々にとって次第になくてはならない存在となっていく。そんなある日、事件は起こった。藩主の横暴に抵抗したことで、村長が凶刃に倒れたのだ。村人たちの抑えられていた怒りに火が付き、やがて一斉蜂起へと事態が急速に進展する。叛乱軍の長として、戻れぬ道を歩み始めたハクオロ。しかしそれは仮面に隠された謎と真実を探求する、長い旅路の始まりでもあった・・・。

    エピソード

    • 招かれざるもの

      招かれざるもの

      大怪我をして倒れていた青年――。彼は、エルルゥと名乗る少女に助けられる。自分の名前も過去の記憶も一切なくした彼の顔には奇妙な仮面が被せられており、外すことができない。エルルゥの祖母で村長でもあるトゥスクルは、青年に息子の古着を与えた。エルルゥと妹のアルルゥは、そこに亡き父の姿を重ねてしまう……。ある日、エルルゥの許婚で藩主の息子と名乗る男・ヌワンギが現れ、嫌がるエルルゥを連れて行こうとするが、青年はその前に立ち塞がるのだった。

    • 荒ぶる森の王

      荒ぶる森の王

      ムティカパによって、次々と村人たちの命が奪われていく。そして翌晩もムティカパは現れた。静かになった頃合いを見計らい青年が様子を窺いに行くと、村人を喰らうムティカパが! 青年をかばうエルルゥとともににらみ合う形になるが、気まぐれか、ムティカパは去っていく。拡大していく被害を前に為す術のない住人たち。だが、青年があることに気付く。勝機が見えた青年はムティカパの退治を村人たちに提案する。罠へと誘導し、弱点をつくのだ。それには囮となる者が必要だった。青年は自ら担う気でいたが、テオロが手をさしのべてくれた。――すべてが終わり、彼は山里に迎えられたことを実感していた。そして、「ハクオロ」の名が。

    • 紫琥珀

      紫琥珀

      夜、エルルゥに起こされたハクオロ。トゥスクルが黒ずくめの人たちと村を出て行くところをみたというのだ。様子を見にきたハクオロは、突然、背後から刃を突きつけられる。ハクオロは抵抗を試みもみ合いとなるが、トゥスクルにそれを制された。その言に相手は刀を納める。彼の名はオボロ。妹ユズハの病のため、トゥスクルに度々往診を依頼していたのだ。隠れるように住むオボロたちに違和感を覚えつつも、ユズハから懇願され、再びの逢瀬を約束することになる……。一方、落人の流入などで山里の食糧が足りなくなっていた。すでに財政までも任されていたハクオロの悩みは、取り立てられたはずの租が返されていたことで解決することになる。何者が? そしてオボロは宿敵である侍大将ベナウィと遭遇する。馬上からの一瞥に、ハクオロに冷や汗をかかせた刃で渾身の一撃で斬りかかる!

    • 戻れぬ道

      戻れぬ道

      倉に忍び込んだ賊を追って、藩主ササンテたちがヤマユラの集落にやってきた。だがトゥスクルはまったく相手にしない。その態度に怒ったヌワンギは、彼女を捕らえる指示を出す。そのとき、ササンテに向けて石を投げる者がいた。アルルゥだ。ムックルとともに反抗しようとしたアルルゥは、逆に兵士から切り付けられる。あわやというとき、トゥスクルが身を挺してアルルゥを守り、背中に大きな傷を負う。殺気立つ村人たちに身の危険を感じ、ササンテたちはその場から去っていった。傷ついた祖母を必死に看病するエルルゥとアルルゥだが、トゥスクルの容態は一向に良くならない。彼女はやがて苦しい息の下から、エルルゥやハクオロたちに静かに語りかけるのだった。

    • 森の娘

      森の娘

      蜂起したハクオロたちの最初の戦いが終わった。彼らは藩主の屋敷跡を整備して、陣を構える。ここは戦場になるからと、エルルゥとアルルゥに集落へ戻るよう説くハクオロだったが、エルルゥは聞き入れない。「だって私たちは……」彼女の胸に、ハクオロの言った“家族”という言葉がよぎる。そんな折、オボロが、ユズハを伴い、配下の一団を率いてやって来た。彼はハクオロの前に、生涯の忠誠を誓うのだった。やがて迎える皇軍との戦いに備えて訓練を行う一方、近隣の集落に助力をもとめようと試みるハクオロたち。しかし、叛乱軍の討伐に執念を燃やすインカラ皇は、残虐な方法で、容赦なく彼らを追い詰めようとしていた。そして、凄惨をきわめる戦場で、ついにハクオロは、皇軍の侍大将ベナウィとあいまみえる!

    • 集う力

      集う力

      インカラ皇の信頼を得たヌワンギは、兵を率い、村々への襲撃を続けていた。一方、ハクオロのもとには、残った集落の村長たちが、傘下に加わるべく、集まりつつあった。ある日、塀を上って屋敷に入り込もうとした男が捕らえられる。商人と名のる胡散臭い男に、ハクオロは、水と食料を分け与え、すみやかに立ち去るよう伝える。だが男は「ひとつご忠告を……」と、ハクオロに耳打ちする。皇城攻略の策を練るハクオロたち。“関所”の向こう側にある里との協力が不可欠と知ったハクオロは、この関所の襲撃を決断する。決起に沸く一同の声を背にしつつ、エルルゥは、ユズハを見舞う。薬を調合する彼女の気配に耳を傾け、いつもと違う音がすることで、ユズハは、エルルゥを気遣うのだが……。

    • 皇都侵攻

      皇都侵攻

      ハクオロ軍は勢力を広げ、着々と、インカラ城のある皇都を取り囲みつつあった。ある夜、エルルゥに乞われて、ハクオロはユズハのもとを訪れる。戦いの中で、ついにハクオロ軍は侍大将ヌワンギを捕らえる。縄を打たれ、まさに斬られようというそのとき、エルルゥが現れた。かつての許婚の前で、自嘲の笑いを漏らすヌワンギ。ハクオロは、捕虜の処置をエルルゥに委ね、彼女は決心する……。決戦の時が来た。ハクオロが鉄扇を振るう。「全軍進撃!」敵兵を一太刀で叩き切るオボロを先頭に、インカラ城へ攻め込む叛乱軍。一方、インカラ皇の不興をかって投獄の身だったベナウィは、牢を抜け出し、国と運命を共にする覚悟のもと、最後の戦いに赴くべく、ハクオロの前に立ちはだかる!

    • 調停者

      調停者

      第二の戦いを経て、ハクオロは皇となった。やっと得られた休息…。だが国家を統治する身の彼を待ち受けていたのは、膨大な執務の山である。「…私の身体は一つしかない」慣れぬ仕事に閉口しつつ、執政の毎日を過ごす彼のもとに、ある日、美しく気高い客人が現れる。彼女の名はウルトリィ。大神――“ウィツァルネミテア”を奉る神官とも言うべき一族の、皇女にして巫女、そして“調停者”。が、訪問者は彼女だけではなかった。ある満月の晩、美しく光る湖で、ハクオロは妖しくも幻想的な情景を目撃する…。使節の訪問をきっかけに、アルルゥ、そして病床にあったユズハにも変化が生じていく。思いがけず与えられた穏やかな日々。ハクオロは願わずにはいられない。「こんな日が続けばいい…」

    • 禁忌

      禁忌

      突如、大国の使者が訪れる。「天子ニウェに絶対の忠誠を誓え!」迫る彼らの無礼きわまる態度にも、終始冷静に従うハクオロ。だが彼は悟っていた。開戦は避けられない、ということを…。ハクオロの“トゥスクル国”に対し、ニウェの大国 “シケリペチム”、その国力差は、兵力にして約十倍…。無抵抗なハクオロを「腰抜け」と蔑む家来の報告を一喝し、不敵な笑みを浮かべるニウェ。「なかなか面白い男のようだな」そして大国の進撃が開始された。その兵の数、およそ六千! 圧倒的戦力に対し、ハクオロは一つの “策”をもって、部下となったベナウィ、クロウ、そしてオボロ、さらに、ある男に指示を与える。立ち聞きしたエルルゥは、その意味するところに慄然とする。「ハクオロさん、…いったい、何を?」

    • 傭兵

      傭兵

      人を売り買いすることで悪名高いある国の貿易船が、暴風のため難破した。その船底の檻から逃れ、ただ一人生き残った女、その名はカルラ。首に鎖を付け、檻に繋がれた彼女らを、沈没する船に置き去りにして逃げようとした船員たちは、彼女によって皆殺しにされたのだ。救難のため駆けつけたクロウとオボロは、素手を血に染め気を失ったカルラを助ける一方、その凄腕に驚く。牢の中で目覚めたカルラは、しかしやすやすと牢を破ってハクオロの前に現れる。「私をナ・トゥンクに引き渡すのかしら?それとも斬り捨てるおつもり?」彼女の問いかけに、ハクオロは意外な答えを返す。驚くオボロたち、そしてカルラ自身も。そんな折、ウルトリィが妹のカミュを伴い、ある使命を帯びて、再びハクオロのもとを訪れる…。

    • 永遠の約束

      永遠の約束

      ハクオロはウルトリィを使節とし、ニウェに対抗すべく近隣諸国と同盟を結ぶ。容易に攻め込まれぬよう兵力を拮抗させるためだ。だが、その“調印の儀”が行われているさなか、ヤマユラのテオロが敵襲を知らせるべく、駆け込んできたのだ。集落の皆の身を案じるハクオロに、「心配すんな、負けんなよ」と拳を上げてみせるテオロ。しかし…。ウォプタルを駆り、敵騎馬兵の一団が城門をめがけ、全速で突っ込んでくる! 守備兵たちが防壁を展開、足止めされた敵一群に、ドリィとグラア率いる弓矢兵が矢を放つ! だが屍を踏み越え、残った敵兵たちはさらに無謀な突撃を試みるのだ。絶命直前、敵が吐いた呪詛のことばに、慄くハクオロ…。悲しみと憎悪が、ハクオロを、エルルゥたちを、容赦なく切り裂いてゆく。

    • 動揺

      動揺

      「裏切り者よ!その罪、死をもって償うがいい!」ハクオロを罵り、彼に向かって突き進む敵将オリカカンと騎馬兵。そのとき、カルラの振るった大太刀が、敵兵を真っ二つに切り裂いた。しかし、敵将に助太刀する誇り高き武人、女剣士トウカの刃が閃光を放ち、あわや、カルラの首輪をかすめる! 「悪漢に与するとは…!その剣が泣いているぞ!」叫ぶトウカ。自分自身が行なったという残虐行為を聞かされ、過去の記憶を持たないハクオロは、疑惑と苦悩に苛まれる。そんな彼を案じるエルルゥに、ハクオロは自分の名をもう一度呼ぶよう、請うのだった。敵の先手を打つべく山深い渓谷に赴いたハクオロたち…。そこで再び、オボロ、カルラの剣と、トウカの刃が火花を散らす。義はどちらにあるのか!?

    • 血塗られた戦い

      血塗られた戦い

      正義を何よりも重んじる“エヴェンクルガ”のトウカが敵方についていることで、トゥスクルの兵や民たちに動揺が走る。自分が何者かわからぬ不安から逃れるように、ハクオロは、毎夜、酒を飲んでいた。エルルゥはそんな彼を優しく叱り、励ます。「君はどうして、私を支えてくれるんだ?」問うハクオロに、エルルゥは赤面しつつ「憶えていますか?…」と、あることを尋ね返すのだった。少数の騎馬兵を率い、決戦に赴くハクオロたち。オリカカンの軍と対峙した彼らの前に、またしてもトウカが現れる。「命が惜しくば道を開けろ!」叫び、駆け抜けるトウカ。「相手にとって不足はねぇ!!と」迎え撃つクロウ、そしてオボロ。激しい剣戟を尻目に、オリカカンはハクオロを追う。「追いつめたぞ、ラクシャイン!」

    • 戦禍

      戦禍

      シケリペチムの軍勢が再び国境を越え、トゥスクル国への進撃を開始した。オボロやカルラたちの活躍によって、いくつかの戦いで勝利を収めつつも、敵の襲撃は日を追って増えていき、犠牲者も相当数にのぼって行く。しかし、なぜか一気に攻め込んではこない敵の企てを、ベナウィは見抜く。こちらから攻め込むべき、と息巻くオボロに、「今は待て。私を信じてほしい」と制すハクオロ。そのころニウェは精鋭の兵を集め、さらに彼らに対し何らかの施術を行っていた。そしてニウェの傍らには、謎の男の影が…。「ハクオロとか言ったな。…待ち遠しいわ。わしの期待に必ずや答えてくれよう」…不気味に笑うニウェ。やがてトゥスクル兵たちの消耗が限界に達しつつある頃、ついに、シケリペチム軍の総攻撃が始まった!

    • 宴の終わり

      宴の終わり

      シケリペチムを迎え討つべく、兵を率いて国境へと向かったベナウィたち。川を挟んで対峙しているはずの敵軍の姿は、濃い霧に覆われて見えない。しかし、やがて霧が晴れていったとき、そこに、オボロとクロウは信じられない数の軍勢を見た。水しぶきを上げ、雄叫びとともに、敵騎兵隊が突進する。「掃射!」ドリィ率いる弓矢兵から放たれた無数の矢が、シケリペチム兵の上に雨のように降り注ぐ。一方、ハクオロは、エルルゥとカルラ・トウカを伴い、シケリペチム本国にあるニウェの城を目指す。それを察したニウェは皇の間でハクオロを待ち構える。「…臭う、臭うぞ、獣の臭いがな!」そして城の門を突破したハクオロたちの前に、3人の猛者が立ちはだかるのだった。

    • 戦いの果て

      戦いの果て

      戦が終わり、戦火の蹂躙を受けた土地にも、復興の槌音が響く。集落には子供たちの笑い声が戻り、戦士たちにも休息のときが訪れた。しかしハクオロの脳裏からは、あの戦いのおぞましい記憶と、ニウェが自分に向かって放った“言葉”がいつまでも去らない。苦悩するハクオロに、エルルゥは優しく声をかけ、かいがいしく世話を焼く。「ハクオロさんは働き過ぎなんですよ。少しは休んだ方がいいと思います」焼け野原と化した一方の国の皇都は荒廃を極めており、再建は困難とされた。廃墟の光景には、さらに忌まわしい記憶が呼び覚まされる。そんな折、カミュの身にちょっとした異変が起きる。そして、彼らを、ひそかに見つめる人影があった…。

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      幼き皇(オゥロ)

      エヴェンクルガの武人・ゲンジマルがハクオロに引き合わせたのは、仮面を被ったクンネカムンの皇、クーヤだった。偉業に反し朴訥と己を語るハクオロと、腹を隠さぬ物言いのクーヤは、互いに好意と関心を抱く。だが短い会見の内に、民の大神と聞かされてきたウィツァルネミテアが、彼らシャクコポル族にとっては忌むべきヌグィソムカミであることを知ったハクオロは、心に拭えぬものを覚える。漸く平穏を取り戻したトゥスクルの城下。つい酒を過ごし二日酔いに苦しむオボロや、商人チキナロが持ち込んだ霊獣ミキュームをめぐる思わぬ騒動・・・。そんな彼らの騒ぎに閉口しつつも一時の安らぎを得るハクオロの下に、再びクーヤの使者ゲンジマルが遣わされて来た・・・。

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      決別

      ハクオロの一行は傭兵としてデリホウライの隊に加勢し、共に収容地を襲撃してケナムの解放に成功する。だがナ・トゥンクの軍勢を相手に兵力の少なさは否めず、本陣たる皇の居城を攻める決め手に迷うハクオロであった。そんな時、カルラの示唆で少数なら地下水路より城内へ忍び込めることが判明、デリホウライは決戦を決意する。部下たちの尽力により、遂に皇の間へとたどり着くデリホウライとハクオロたち。そこで相対したのは、死者を苗床に咲かせた白き花園にまみれる酷き皇の姿であった。全てはカルラを引き寄せ、迎え入れるための策略だったとうそぶく皇スオンカスと、それをはねつけるカルラ。二人の言葉から、自らもあざなわれた因縁の全貌を知ったデリホウライは・・・。

    • 初陣

      初陣

      トゥスクル城に侵入した賊の正体はゲンジマルの孫、サクヤだった。彼女がクーヤの使いであることをいち早く見抜いたハクオロは城の者に気づかれぬようクーヤと密会するが、その用件とはサクヤをハクオロの側室に差し出すことであり、更にその場をエルルゥに見られてしまう。別れ際に若き皇が残した言葉の通り、クンネカムンには戦雲が近づきつつあった。攻め込むエルムイに同盟する大國ノセチェシカの軍力は圧倒的だったが、噂に囁かれていた大いなる力、“アヴ・カムゥ”を駆使するクンネカムンの軍勢の前に脆くも討ち果たされる。驚異の戦果の中、自ら血にまみれた皇クーヤが押し隠す心を、ハクオロだけは見通していた。そしてその懸念通り、戦雲は未だ晴れてはいなかった・・・。

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      大封印

      侵攻の軍勢を阻むに留まらず、その民をも剣にかけエルムイを滅ぼしてしまった臣下ハウエンクアを一喝しつつ、後顧の憂いをなくす為に天下を統一すべきと云う部下ヒエンの言葉に揺れるクーヤ。一旦は自國の守りに専念することを銘ずるものの、次々と押し寄せる他國の侵攻に虐げられるクンネカムンの民の声に、遂には天下統一に打って出ることを決意する。クーヤ宣戦布告の報に、国境の守備を固めるハクオロ。そしてウルトリィとカミュは、クンネカムンが故郷オンカミヤムカイへ侵攻したことを聞き心を痛める。オンカミヤムカイは、迫るアヴ・カムゥの脅威に対し、超絶の力“大封印”を以って迎え撃つ。だが戦場には、暗躍するディーの陰が忍び寄っていた・・・。

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      ヒトの戦闘力を大きく凌駕するはずのアヴ・カムゥが破壊され、ハクオロ捕獲に失敗したと聞き大きく動揺するクーヤ。ゲンジマルは、クンネカムンの破滅を避けるため全土統一の意を翻すよう諫言するが、それに反目するヒエンの言葉を借りるまでもなく、幼き皇の苦渋の決断にもはや撤退はなかった。一方、大きく戦力を失ったトゥスクル軍は戦略に窮し、またハクオロとエルルゥは甦りつつある記憶にそれぞれ苦しんでいた。そこへゲンジマルとサクヤが、追撃するアヴ・カムゥをかわし、参じて来る。主を憂えて救いを求める二人の忠節を汲んだハクオロは、クンネカムンへの進撃を決め、その為に各部族を束ねられる唯一の者、オンカミヤムカイの賢大僧正、囚われしワーベの救出に乗り出す。

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      滅びゆくもの

      新たな賢大僧正ウルトリィの号令の下、同調した各勢力を伴い攻めるトゥスクルの前に、クンネカムンも陥落しつつあった。だが城下に達した一同は突如現れた仮面兵に襲われ、更にハクオロとゲンジマル、エルルゥはディーの力によりクーヤの下へと転送される。敗戦を前に決死の覚悟で挑んで来るクーヤに対し、ハクオロはゲンジマルの手を借りてそのアヴ・カムゥを討つ。そして駆けつけた仲間たちの前で自らをクーヤの刃に晒し、頑なだった彼女の心を諭すことに成功する。漸く決着がついたかに見えたが、それが最後の戦の幕開けであることをハクオロは悟っていた。ハクオロが真に相対すべき相手・ディーがヒエンとハウエンクアのアヴ・カムゥを従え、遂にその姿を一同の前に見せる・・・。

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      ゲンジマルは散り、全てを失ったクーヤは我を失い、クンネカムンの城下は炎に焼かれた。争乱の救われぬ顛末に慄然とするハクオロだったが、現世をさまよう旅に決着をつける覚悟を決める。覚醒した“ムツミ”に身を奪われたカミュを取り戻すため、そして分かたれた自身の本性が仇なす宿業を収めるために、ディーの居所オンカミヤムカイの宗廟へ独り発とうとするハクオロをしかし、長く苦楽を共にして来た仲間が見過ごすはずもなかった。オボロに、ベナウィに、クロウに、カルラに、トウカに、そして全てを見とってきたウルトリィに守られ、己が分身ディーと我が子ムツミに対峙したハクオロは今、心のままに添うてきたと告げるエルルゥの目前で魔獣と化し、最後の戦いに挑む。

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    スタッフ

    • OLM

      TEAM IWASA
    • アニメーション制作

      OLM
    • キャラクターデザイン・総作画監督

      中田正彦
    • キャラクター原案

      甘露樹
    • シナリオ監修

      菅宗光
    • シリーズ構成

      上江洲誠
    • プロップデザイン

      深沢幸司
    • 原作

      アクアプラス
    • 撮影監督

      水谷貴哉
    • 監督

      小林智樹
    • 編集

      坂本久美子
    • 美術監督

      加藤賢司
    • 色彩設計

      大関たつ枝
    • 製作

      うたわれるもの製作委員会
    • 音楽

      仲村美悠 安瀬聖
    • 音楽制作

      ランティス
    • 音響監督

      明田川進

    キャスト

    • アルルゥ

      沢城みゆき
    • ウルトリィ

      大原さやか
    • エルルゥ

      柚木涼香
    • オボロ

      桐井大介
    • カミュ

      釘宮理恵
    • カルラ

      田中敦子
    • クーヤ

      富坂晶
    • クロウ

      小山剛志
    • ゲンジマル

      飯塚昭三
    • さくや

      水橋かおり
    • ササンテ/インカラ

      大川透
    • ソポク

      雪野五月
    • ティー

      池田秀一
    • テオロ

      石川ひろあき
    • トウカ

      三宅華也
    • トゥスクル

      京田尚子
    • ドリィ/グラァ/ハウエンクア

      渡辺明乃
    • ニウェ

      秋元羊介
    • ヌワンギ

      吉野裕行
    • ハクオロ

      小山力也
    • ベナウィ

      浪川大輔
    • ムックル

      下山吉光
    • ユズハ

      中原麻衣

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    2000年

    劇場版 トリニティセブン -天空図書館と真紅の魔王-

    劇場版 トリニティセブン -天空図書館と真紅の魔王-

    世界を崩壊させるという“魔王因子”を持つ魔王候補・春日アラタはトリニティセブンの一人である浅見リリスらと共に遺跡調査を行っていた。アラタの力に反応した強い力により、辺りはまばゆい光に覆われ、気づけばそこは古より天空に存在する、全世界の英知を司る場所・「天空図書館」だった。すると突如、紅い稲光とともに、顔がアラタにそっくりなある男が現れる――。名は紅の魔王“アビィス・トリニティ” 彼は、魔王を滅ぼすための魔王であり、街を一瞬で消し飛ばす強力な力の持ち主故、長く「天空図書館」に封印されていた。アラタの魔王因子に反応してその封印を解かれた彼は、魔王としての力を取り戻し、世界を、すべてを無に還すことを目論んでいた。そのカギとなるのが、彼の娘・リリス――――なんと、リリスは最強魔王の娘だったのだ……っ! アビィスの危険すぎる力により囚われたリリス。アラタたちは、リリスを救い、最強魔王を打ち倒すべく魔王兵器を探すことに……。しかし、それを使えば、人の心を失い、完全に魔王化してしまうというが……。魔力を支配するか、それとも支配されるか――。アラタの最大のピンチが訪れる――!

    2019年

    夏のあらし!

    夏のあらし!

    古くから営まれる街の喫茶店で、八坂が出会った年上の女子高生・あらし。自らを幽霊と称する彼女は、八坂と手をつなぐことで過去へと飛べる不思議な少女だった。いわくつきのマスター、あらしを追うグラサン男。八坂と同じ中学1年の上賀茂。そして、ドイツ人の少女・カヤ──…。ノスタルジック溢れる喫茶店・方舟を舞台に、少年と少女達の忘れられない夏休みが始まる!!

    2009年

    あした天気になあれ

    あした天気になあれ

    主人公の向太陽は一生懸命働く母の姿を見て、大金を稼げるプロゴルファーになることを決意。幾多の困難を乗り越え、強敵に立ち向かい、ついにプロテストを受験する。難関なコースや癖のある他の受験者たちに揉まれながらも、史上最年少でプロテストに合格し、東太平洋オープンに出場。初出場初優勝を目指すストーリー。

    1984年

    劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編

    劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編

    仲間を救うため魔王に進化したスライム、リムル=テンペスト。 彼が仲間と興した魔物の国【魔国連邦(テンペスト)】の西に位置する【ラージャ小亜国】では、女王の持つ不思議な力を巡って、長きにわたる陰謀が渦巻いていた。 そしてリムルたちの前に突如現れた“オーガの生き残り”ヒイロ。 リムルの仲間ベニマルたちの兄貴分だったという男との再会。 絶たれていた“紅蓮の絆”がいま、新たな戦いへの導火線となる―。

    2022年

    弱キャラ友崎くん

    弱キャラ友崎くん

    友崎文也は、日本屈指のゲーマーながら現実ではぼっちな高校生。 “人生はクソゲー”だと言い切る彼が出会ったのは、学園のパーフェクトヒロイン・日南葵だった。 「この『人生』というゲームに、真剣に向き合いなさい!」 人生ははたしてクソゲーか、神ゲーか? 日南の指導のもと、弱キャラ高校生の人生攻略が幕を開ける!

    2021年

    ONE PIECE STAMPEDE

    ONE PIECE STAMPEDE

    「祭り屋」と呼ばれる万博の主催者ブエナ・フェスタからの招待状を手にしたルフィたち麦わらの一味。導かれるまま会場に着くと、華やかなパビリオンが所狭しと並び、世界中から海賊たちが群がる、大きな盛り上がりをみせていた。そこには勢揃いした“最悪の世代”キッドやベッジ、ホーキンスにボニー、さらにはバルトロメオ、キャベンディッシュの姿も!全員の目的はただ一つ、万博の目玉「海賊王(ロジャー)の遺した宝探し」。宝を手に入れ名を上げたい海賊たちによるお宝争奪戦の火蓋が切られた! しかし、海賊たちが熱狂する万博の裏では、別名「最悪の戦争仕掛け人」フェスタの凶行が張り巡らされ、海賊たちを一網打尽にしようとスモーカーたちによる海軍の潜入捜査までもが動き始めていた―――。時代の覇権を左右するお宝争奪戦が熱を帯びる中、突如、元ロジャー海賊団「“鬼”の跡目」と呼ばれた男ダグラス・バレットが乱入。ルフィたちの前に恐るべき脅威となって立ちはだかる! 事態の収束を諮る海軍は大将“藤虎”イッショウ、“黄猿”ボルサリーノ、さらには王下七武海“海賊女帝”ハンコック、“世界最強の剣士”ミホークをも召集し、狂乱する海賊と激突!加速する戦乱にはさらに“元王下七武海”クロコダイル、“革命軍参謀総長”サボ、“CP-0”ロブ・ルッチまでもが其々の目的のため姿を現した! お宝争奪戦と海賊万博は予測不能の大混乱へと陥って行く!!

    2019年

    Back Street Girls -ゴクドルズ-

    Back Street Girls -ゴクドルズ-

    犬金組の若い衆、健太郎、リョウ、カズが、 性転換&全身整形を受け、 アイリ、マリ、チカとなって“ゴクドルズ”として まさかのアイドルデビューすることに! 身も心もアイドルとなるべく1年間地獄の 特訓をシノぎぬいた成果で、まさかのブレイク!

    2018年

    アサティール 未来の昔ばなし

    アサティール 未来の昔ばなし

    そう遠くない未来の話です。未来のリヤドに住んでいるマハと、弟のライアンとスルタンは姉弟仲良く楽しい日々を送っています。しかし革新的な未来とはいえ、姉弟は様々な困難に直面します。そんな彼女たちが頼りにしているのは、彼女たちのお婆さん。お婆さんはアラビア半島の昔話を語りながらいつも彼女たちを導いてくれるのでした。

    2020年

    覇王大系リューナイト アデュー・レジェンド・ファイナル

    覇王大系リューナイト アデュー・レジェンド・ファイナル

    TV版とは、全く異なる物語が展開するOVA版。恩師への疑問と離別という逆境に直面したアデューが、真の騎士へと成長して行く第1シリーズ。前作の数ヵ月後という設定で、アデューの新たなる冒険が描かれる第2シリーズ。TV版&OVA版のオールスターキャストが二頭身で勢揃いする完結編。

    1996年

    CODE-E

    CODE-E

    理科系純愛学園ラブコメディ♪ ここに“ぴぴっ”と発生ですぅ!! 感情が高まると電磁波を発してしまう海老原千波美・17歳。その能力のせいで、幼い頃から転校を繰り返し、パソコン・ケイタイといった電子機器がとても苦手な女子高生。吉祥寺、とある高校へ転校してきた千波美は、『新天地がんばるぞぉ!』…という思いとは裏腹に、焦れば焦るほどケイタイ画面が乱れたり、校内の電子機器も反応してしまう始末。そんな中…偶然、科学研究部前を通った時、実験中だった光太郎とふと目が合ってしまう。計器が乱れたことを不思議に思い、そこにいた千波美のことを怪しむ光太郎…。何かに気付いた光太郎は、『研究させて欲しい!』と千波美に申し出るっ。困惑の千波美。真剣な光太郎。…どうなる2人?! 光太郎LOVE♪でお嬢様な園美。寡黙で謎めいた巫女・由真。敵? 味方? ドイツ人双子姉弟・ミリス&アドル。元気・やる気・ご陽気いっぱいの小松菜。個性豊なクラスメイトに囲まれ、電磁波ならではの珍事件&珍事故発生! ドタバタ、じたばた。ビリビリ、じじじっ。電磁波女子高生・千波美と科学バカ・光太郎を中心に巻き起こる!!

    2007年

    君は彼方

    君は彼方

    「だって・・・努力したからって、絶対報われるわけないじゃん。」 高校2年生の澪は学校の授業は適度に手を抜き、宿題もとりあえず後回し、本気で努力することが苦手な女の子。 幼馴染の新と親友の円佳と、放課後は池袋で遊んで、それなりに楽しく生きていた。 「私、新のこと・・・気になってて」 そんなある日、円佳に新のことが好きだと告げられた澪は、自分も新の事が好きだったことに気づく。 でも、3人の関係が崩れることが怖くなり「応援する」と伝えてしまった。 どうしたら良いのか分からなくなった澪は、新にワザとよそよそしい態度を取ってしまい2人はケンカに。 すれ違いの中で、自分の気持ちから逃げてばかりだったことに気が付いた澪は、 新と向き合うことを決め、仲直りをしようと雨の中を新の元へ向かう途中、交通事故に遭ってしまう。 そこは、いつもと違ういつもの街―― 澪が意識を取り戻し、目を開けると、そこには不思議な世界が。 海の上を走る電車、横を綺麗なクジラが泳いでいる・・・。 見たこともない場所。 電車が駅に到着し改札を出ると、今度は見慣れた池袋の街並みが広がっている!けど、どこか変。 不安になりながらも街を歩くと、澪は「この世界のガイドだ」と名乗るギーモンと出会う。 ギーモンから澪は<世の境>にいると説明され、望む世界に行けるという扉を開かせようとした、その時。 「これ以上、ガイドの話を聞いたらだめ。戻りましょう!」 謎の女の子・菊ちゃんに引き留められた澪は<世の境>から本当に抜けられる方法は<忘れ物口>と呼ばれる場所に行き、 元の世界での大切な思い出の中にある“忘れ物”と、帰りたい強い“想い”を伝えることだと教えられる。 ギーモンと菊ちゃんと共に<忘れ物口>を探し出した澪だったが、何故か“大切な思い出”が分からない。 答えられず戸惑う澪を残し、係員は消えてしまった。 「私、新に会いたい。どうしても伝えたいことがあるの!」 澪は新の元に戻るための唯一の手段、 “大切な忘れ物”を思い出で溢れた“誰もいない池袋”の街で辿ることとなる――

    2020年

    一騎当千

    一騎当千

    高校生たちの戦乱の地、関東。そこでは、7つの実力高校が日々覇権を争い戦っていた。そんな中、実力校の1つ、南陽学院に転校してきた爆乳女子高生、孫策伯符。江東の小覇王・孫策の魂を受け継ぐ彼女は、次々と現れる強敵と戦いながら実力をつけていくが、その陰には陰謀が渦巻いていた。伯符の運命はいかに…!?

    2003年

    聖闘士星矢 冥王ハーデス冥界編 前章

    聖闘士星矢 冥王ハーデス冥界編 前章

    冥王ハーデスによる事件の裏には、意外な真相が隠されていた。死よりよみがえった黄金聖闘士たちは、冥王との戦いに不可欠なアテナの聖衣の存在を知らせるために、己を偽ってハーデスの手先になっていたのだ。シオンに渡された女神の聖衣を届けるべく、星矢は冥界へと旅立つ!

    2005年

    サカサマのパテマ

    サカサマのパテマ

    かつて、大異変が人類を襲った。そして、時は流れ…。夜明け直前の‘空’を見上げる少年、エイジ。 彼の住むアイガでは、「かつて、多くの罪びとが空に落ちた」と‘空’を忌み嫌う世界であった。 そこに、突然現れた‘サカサマの少女’。彼女は、必死にフェンスにしがみつき、今にも‘空’に落ちそうである。 彼女の名まえはパテマ。地下世界から降ってきた。エイジが彼女を助けようと手を握った時、彼女に引っ張られるように二人は空へ飛び出した。恐怖に慄くパテマと、想像を超える体験に驚愕するエイジ。 この奇妙な出会いこそ、封じられた<真逆の世界>の謎を解く、禁断の事件であった。 その頃、アイガの君主イザムラの元には、「サカサマ人」があらわれたとの報告が届く。 イザムラは、治安警察のジャクに捜索を命じるのだった…。

    2013年

    タトゥーン★マスター

    タトゥーン★マスター

    ケンカは強いが女は嫌い、特技といったら家事全般…。そんな硬派野郎(笑)日比野火々雄へ、紋様族の族長ニマの刃が光る! 「これであたしたちは夫婦だよ、ヒビオ!」押し掛け女房気取りでなつくニマ、ウザいヒビオ。だが、そんなラブコメにたちまち波乱の渦が続出! 戦国時代の武弓術を操る委員長、藤松の横恋慕! 兄を亡き者にされた恨みと迫るハイドラの理不尽! そして、掟を破った姉を追い詰めるニケの正義! バトルの果てに待つのは…、やっぱりあま〜いラブコメなのか!?

    1996年

    血界戦線 & BEYOND

    血界戦線 & BEYOND

    『血界戦線 & BEYOND』とは、内藤泰弘の漫画『血界戦線』『血界戦線Back 2 Back』をアニメ化した作品である。タイトルの略称は『B4』『BBB&B』。内藤泰弘作品は『トライガン』もアニメになっている。 2017年10月放映開始。2015年4月期アニメ『血界戦線』の2期に位置付けられている。前作のアニメオリジナルキャラクターはエンディング等でわずかに姿を見せるのみ等、本編で説明されることはなく、本作には引き継がれていない。 制作は『鋼の錬金術師』『エウレカセブン』で知られる「ボンズ」。前作の監督・スタッフの一部が入れ替えられている。 ヘルサレムズ・ロットは、かつてニューヨークと呼ばれていた街。三年前、一夜にして崩壊し、異世界と現世の混在するあわいの都市となった。多種多様な生物が闊歩するようになったが、平和的に共存しているとは言いがたい。小さな諍いから破壊活動まで、日常茶飯事となっていた。 秘密結社ライブラは、ヘルサレムズ・ロットの危うい均衡を守るために活躍する組織。メンバーは超人的な能力の持ち主が多く、彼らは「技名を叫んでから殴る」派手な戦闘スタイルを誇っている。 レオナルド・ウォッチ(通称レオ)は、異界の存在から与えられた「神々の義眼」を持て余す、勇気はあるがとりたてて才能のない少年だった。「神々の義眼」とは、肉眼では見えないものを見、他者の視覚を支配することができるなど、神のような力を秘めた眼球である。能力を見込まれたレオナルドは、ライブラに合流、組織の一員として活動をはじめる。勇気はあっても戦闘能力が低く、事件に巻きこまれやすいレオナルドのと、仲間たちの日々が描かれる。 今シリーズは、軸になるストーリー性は希薄で、ライブラのメンバー各人にスポットを当てたオムニバス形式である。基本的に1話完結になっている。事件に巻きこまれやすいレオナルドは、各話で何らかの形でからみ、狂言回しかつ主役格として扱われる。

    2017年

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