© anilog.jp
「どうも吸血鬼です。我が屋敷へようこそ」
「みんな、お正月という雰囲気に寄っているのよ!」
「むしろ超ごきげん。そう・・シーザーごきげんだったはず」
「そんなにシャワー好きならいっそ水着で生活したらどうだ」
「マキって、どことなくおにぎりに見える」「何それー、美人ってこと?」
あなたにおすすめのアニメです
東京都高度育成高等学校。進学率、就職率100%を誇り、毎月10万円の金銭に相当するポイントが支給される楽園のような学校だが、その内実は一部の成績優秀者のみが好待遇を受けられる実力至上主義の学校だった。問題児の集まるDクラスに配属された綾小路清隆は、Aクラス昇格を目指すクラスメイトの堀北鈴音に協力。無人島でのサバイバル試験を終え、豪華客船で束の間の休息を堪能するのだが……。そこでは各クラスが入り乱れた新たな特別試験が始まろうとしていた。クラスのためか、グループのためか、あるいは個人のためか――。他クラスが不穏な動きを見せる中、まとまりに欠けるDクラスは窮地に立たされる。信頼と疑念の狭間で揺れ動く生徒たちは、真実を看破できるのか。新たな学園黙示録が今、再び幕を開ける。
『鉄コン筋クリート』『マインド・ゲーム』『THE ANIMATRIX』など、斬新な話題作を次々と放ってきたビジュアルクリエイティヴ集団・STUDIO4℃。 彼らによる意欲的プロジェクトが、この『Genius Party』である。 「制約=ゼロ」というコンセプトのもと、才能溢れる多彩な監督たちが短編アニメーションを競作。第1弾では、7人の作家陣が無限のクリエイティヴィティを軽やかに披露した。そして1年後、待望の第2弾がそのヴェールを脱いだ。題して『Genius Party Beyond』。 前作で示された広大なアニメーションの表現領域から、さらに彼方(Beyond)へと突き抜ける鮮烈な傑作群がここに集結した。 それらはまさに、アニメーションの歴史に新たなマイルストーンを打ち立てる珠玉のフィルムたち。その衝撃を目撃できる至福に震えてほしい。
かつて――融合症例と呼ばれた少女は、世界終焉の真際に奇跡を掴み、ガングニールのシンフォギアと適合を果たす。地球霊長存続の名目で執行されようとしていた人類淘汰――「フロンティア事変」と称される一連の騒乱は、歌に血を通わせた少女たちの活躍によって終止符が打たれたが、新たな物語は、それから程なくして幕を開けるのであった。亜宇宙を弧を描いて引き裂く超音速の落下物体。それは、ラグランジュ点での大気圏外活動を終え、地球に帰還しようとしていた国連所属のスペースシャトルであった。システムトラブルから機能不全と陥り、このままでは機体の空中分解、あるいは地表ヘの激突は免れないという緊急事態に、息を飲むばかりの各国指導者たち。遡る事、二度に渡り、世界を未曽有の危機より救ってきたシンフォギア装者たちも、その力を日本政府保有の軍備とみなされる以上、たとえ人道的救護支援であっても国外での活動はかなわず、待機を余儀なくされるのであった。それから経過する100日余り。フロンティア事変以降、認定特異災害「ノイズ」の観測は一例としてなく、事の顛末を知る誰もがノイズの根絶と被害の終息を予感していた頃。本部にてモニターへと向かっていた藤尭朔也は、ノイズとは異なる、だが近似した反応波形を確認する。場所は、横浜港大さん橋ふ頭付近。そこには、小さな匣をかかえ、逃げるように駆ける黒衣――<廃棄物11号>の姿が見られた。世界を壊す、歌がある。今はまだ、やがて訪れるその脅威に気づく者はなく、夏の夜空に、ただ赤き粉塵が舞い踊るのみであった。
© anilog.jp