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    蒼き伝説シュート!

    蒼き伝説シュート!
    • 作品情報
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    作品情報
    田仲俊彦(トシ)、平松和広、白石健二は、中学時代を共にサッカー部で過ごしたサッカー少年たち。そんな彼らの憧れは、眩しいばかりに輝きを放つ高校生ファンタジスタ・久保嘉晴だった。しかし久保と同じユニフォームを着ようと入学した掛川高校で、サッカー部に入部したのはトシただひとり。平松は勉強に専念し、白石は中学時代に起こした事件がきっかけでサッカーから距離をとっていたのである。そんな三人を再びフィールドに集結させたのは、幼なじみの少女・遠藤一美だった。ひたむきにサッカーに打ち込み、久保の背中を追い続けるトシ。一美に想いを寄せつつ、なかなか言い出せない平松。大事な時に限ってトラブルを起こす白石。一美は久保に憧れつつ、次第にトシに心惹かれてゆく…。淡い恋模様。ライバルたちとの激しい戦いと、そこに芽生える友情。トシたちは今、子供のように純粋な心でボールを追いかける。高校サッカー界の頂点、夢の国立競技場を目指して!

    エピソード

    • キックオフ

      キックオフ

      高校二年生ながら、プロ顔負けのプレーで観衆を魅了する男・久保嘉晴。そんな彼に憧れて掛川高校サッカー部に入部した田仲俊彦(トシ)だったが、現実は思っていたほど甘くはなかった。怪我の療養のため、一度も姿を見せない久保。そのせいでロクに練習しなくなった先輩たち。中学時代、“掛西中の三馬鹿トリオ”として共に活躍した平松和広も白石健二もいない……。そんな中、幼なじみの少女・遠藤一美がトラブルを起こした。

    • オフサイド

      オフサイド

      トシたち一年生部員と副主将・神谷篤司率いる二年生部員が、レギュラーの座をかけて戦う事になった。戦力に不安があった一年生チームだが、一美の呼びかけで平松と白石が復帰。電撃入部して“掛西中トリオ”を再結成する。張り切るトシたちは、自らの実力を証明できるのか?

    • エースナンバー

      エースナンバー

      神谷たち二年生はトシたちを受け入れ、掛川サッカー部は一丸となってインターハイ地区予選に挑もうとしていた。そんな中、ついにサッカー部主将。若きファンタジスタ・久保嘉晴が戻って来た。憧れの人を前にして舞い上がるトシ。だが久保は、そんな彼に冷たく接する。

    • ライバル

      ライバル

      久保が自分にだけ冷たく当たる本当の理由を知ったトシは、課せられた特訓にひたすら打ち込もうとする。だが、一美が久保に夢中になり、トシはボールに集中することが出来ない。平松も父と対立。鬱屈した想いが膨らむ中、後にライバルとなる少年と思いがけない出逢いを果たす。

    • レギュラー

      レギュラー

      インターハイに向け、いよいよレギュラーが発表されることになった。創立されてわずか二年という掛川高校サッカー部には、二年生と一年生しか在籍していない。トシたち一年生にもレギュラー獲得のチャンスは充分にあるのだ。だがトシは、大きなプレッシャーを感じていた。

    • ゴールキーパー

      ゴールキーパー

      インターハイの地区予選、トシの得点力、平松のテクニック、白石の鉄壁の守備で、掛川高校は順調に勝ち星を上げてゆく。次はいよいよ優勝候補の一角、シード校の浜野高校との対戦。だが試合を目前に、白石は、昔の走り屋仲間から、近く抗争があるので助けて欲しいと頼まれる。

    • チームプレー

      チームプレー

      かつての名門・浜野高校との試合が始まった。浜野のエースナンバー10を着けるのは、一年生の小坂部直樹。異例の一年生エースだ。久保ひとりに三人のマークをつけるという戦術で、浜野高はなりふり構わず勝ちにくる。彼らがそんな戦い方を選んだのには、ある理由があった……。

    • チャンス

      チャンス

      後半戦、浜野の動きがガラリと変わった。監督が執念を燃やす理由を知った彼らは、一丸となって攻めに転じてきたのだ。一瞬も気を抜けない状況の中、掛川はメンバーを入れ替える。投入されるのは一年生の新田伸一、人一倍努力を積み重ねてきた彼だが、足りないものがあった。

    • ペナルティ・キック

      ペナルティ・キック

      浜野との一戦も、いよいよ大詰め。しかしPK戦に挑むのに、ゴールキーパーの白石が脳震盪を起こして退場してしまう。一方浜野は小坂部を得意なゴールキーパーに戻す。鋭い読みと巧みな心理戦でゴールを死守する小坂部に対し、掛川の控えキーパーは次々と得点を許す。

    • トライアングル

      トライアングル

      トシが一美からデートに誘われた!? 彼女に想いを寄せるトシは大喜び。気合いを入れたオシャレをして、少しでも関係を深めようと張り切る。だが、デートは単なる口実。一美は白石や平松と一緒に、ライバルである藤田東高校の松下浩を偵察しようとしていたのだった。

    • デコイラン

      デコイラン

      平松が恋のライバルだと知って、トシは内心焦っていた。そのせいか、久保のテクニックまで軽々と習得して仲間たちから絶賛される平松が、とても妬ましく映ってしまう。そんなトシを変えたのは、久保の恋人である北原美奈子が教えてくれた、久保のドイツ時代の話だった。

    • ストライカー

      ストライカー

      掛川の次の対戦相手・袋井工業には、緻密な分析で相手の弱点を突く策士・藤井大介がいた。久保や掛北の斉木誠と並び称される、静岡で指折りの選手。そんな彼が突然掛川のグラウンドに現れ、自信たっぷりに言い放つ。「弱点は全て見抜いた、ここは久保だけのチームだ」と。

    • レフト

      レフト

      袋井との試合当日、掛川は思わぬ事態に戸惑っていた。久保が突然試合に出られなくなってしまったのだ。司令塔であり絶対的なエースでもある久保を欠いた掛川イレブンは、藤井の指示によって動く袋井に弱点を突かれ、為す術もなく完全に封じ込められてしまう。

    • ベストエイト

      ベストエイト

      ついに県大会ベスト8まで勝ち進んだ掛川高校。藤田東の松下こそ自分たちのライバルになる……そう予感したトシは、白石や平松と共に偵察に行くことにした。彼らがそこで目にしたのは、松下の驚くほど高度なボールさばき。しかも同様に偵察に来ていた他校生の中にも……。

    • アイコンタクト

      アイコンタクト

      久保がドイツのクラブチームに移籍するという噂が広まった。動揺するトシたちを、神谷が叱る。お前たちは久保が信じられないのか、と。神谷はかつて、自分がワンマンプレイヤーとして誰にも認めてもらえなかった時、相棒を信頼する気持ちを取り戻させてくれた久保の話をする。

    • シークレット・ウェポン

      シークレット・ウェポン

      県大会準決勝の相手は強豪・掛川北高校。静岡を代表する選手の一人、斉木誠が主将を務めるチームだ。斉木をはじめ、長い手足と的確な判断力でゴールを守る三橋英二郎、ディフェンスの要・小山昌洋、そして、藤田東で出逢ったテクニシャンの一年生・広瀬清隆が立ちはだかる。

    • カウンターアタック

      カウンターアタック

      防戦一方の掛川イレブンに対し、広瀬は華麗なボールさばきで切り込んでくると、信じられないような位置からシュートを放ってくる。不規則に変化するナックルシュートは白石も防げず、いとも簡単にゴールを奪われてしまう。久保が最終ラインまで戻って守備に回るが……。

    • レジェンド

      レジェンド

      掛川vs掛川北の地区予選準決勝。掛川イレブンはトシの活躍でどうにか食らいついていたが、依然として打開策を見出せないまま苦しい戦いを強いられていた。スタンドから声援を送っていた美奈子は、久保の様子がおかしいことに気付いて得体の知れない不安を抱く。

    • サドンデス

      サドンデス

      自らの足で伝説を刻みつけたフィールドに、久保は力尽きるようにして倒れた。医務室へと運ばれる途中、彼はトシに掛高の命運を託した。お前こそエースストライカーなんだと。だがタイムアップは間近。ピンチは変わらないまま。一人一人が限界を超える以外に勝つ術はないのだ。

    • レクイエム

      レクイエム

      久保は短すぎる青春にタイムアップの笛を吹き、誰も追いかけられない高みへと上っていってしまった。突然の悲報をトシたちは受け入れられず、心にポッカリと穴が開いてしまう。だが、次はいよいよ県大会の決勝戦。藤田東を破れば念願の全国大会への道が開ける。

    • ニューフェイス

      ニューフェイス

      久保のいない掛高サッカー部は、まるで灯が消えたように沈んでいた。久保が残したものとは何か? 自分たちは、これからどうするべきなのか? 考えれば考えるほど、皆の気持ちは沈んでゆく。そんな彼らを見て、転校生の馬堀圭吾が呟いた。「つまらない練習をしてるなあ」と。

    • プロポーズ

      プロポーズ

      馬堀はブラジル仕込みの華麗なテクニックの持ち主だが、久保のことは全く知らない。彼の入部は、掛高サッカー部に思わぬ不協和音をもたらした。何の苦もなく受け入れる人間と、彼の加入で“久保のサッカー”が壊されると危惧する人間との間に溝が生まれ、次第に深まってゆく。

    • イエローカード

      イエローカード

      掛川サッカー部に内紛が発生。久保の遺した練習メニューを、馬堀が無駄だと言い放ったのが発端だった。久保のメニューは弱点を克服するためのもの。それを達成した今、いつまでも同じ練習をしても意味がないと馬堀は指摘したのである。仲裁に入った神谷は紅白戦を支持。

    • スタート

      スタート

      トシたちのチームと馬堀のチームの紅白戦は続く。レギュラーのほとんどがいるはずのトシたちのチームは、なぜか苦戦を強いられる。トシはいち早く原因に気付く。彼らは久保が目指したサッカーの意味を勘違いして、知らず知らずのうちに理想のうわべだけをなぞっていたのだ。

    • ユニフォーム

      ユニフォーム

      冬の選手権大会に向けて、レギュラーが発表されることになった。期待と不安に胸おどらせる部員たち。久保の着けていた10番はトシに託され、選手発表は誰もが納得する結果に終わる。だがトシ自身は、“久保の10番”にこだわるあまり、内心その重さに耐えられずにいた。

    • マドンナ・シュート

      マドンナ・シュート

      トシと平松は一美に想いを寄せつつも関係を進展させることが出来ず、モヤモヤした気持ちを持てあましていた。白石は、トシの姉である田仲夏子に心を奪われていた。トシは帝光学園の恩田朝之というライバルに出会って新たな一歩を踏み出し、白石は恋のスタートを切ったのだ。

    • レッドカード

      レッドカード

      トシにとって掛川の10番を着けることは、久保と肩を並べる場所に立つこと。それは対戦相手や報道関係者、高校サッカーに関わる総ての人間にとっても同じことだった。ただでさえエースナンバーの重みに押し潰されそうなトシは、高まる注目にプレッシャーを感じて萎縮する。

    • マネージャー

      マネージャー

      10番のプレッシャーからイライラしていたトシは、一美にまで八つ当たりをし、怒った一美は、マネージャーを辞めてしまう。トシは反省するが、なかなか機嫌を直してもらえない。ある日、一美が不良学生に絡まれていた。彼らは、ラフプレイで有名な次の試合相手だった。

    • ハットトリック

      ハットトリック

      雨の中で行なわれた掛川高校vs横賀高校の試合。横賀高校と試合をした相手は、ひどい時には病院送りにされるという。審判の気付かないところで反則級のラフプレーを繰り返す横賀イレブンだが、実力だってなかなかのもの。驚きの作戦でトシたちを窮地に立たせる。

    • インターセプト

      インターセプト

      全国高校サッカー選手権の県大会も、いよいよ二次リーグが開幕。波に乗る掛川高校は、久保の10番を背負うトシの大活躍もあって順調に勝ち星を上げていた。ある日、意気上がるトシの前に美奈子がフラリと現れた。彼女は悲しい過去を振り払うかのように、長かった髪を大胆に短くカットしていた。どうやらトシに惹かれ始めているようだが……。彼女の目に映っているのは現在のトシだろうか? それとも、彼の横顔に重なる久保の面影なのだろうか?

    • マイウェイ

      マイウェイ

      まるで久保くんのプレーを見ているみたい……美奈子にそう言われたトシはすっかり有頂天になった挙げ句、自分のプレースタイルを見失ってしまった。彼は憧れの久保になったつもりでワンマンプレーに走り、チーム全体のバランスを崩してしまう。選手間にも不協和音が走り、とうとう神谷が感情を爆発させる。一方、トシにかつての恋人の姿を重ねていた美奈子も、現実と幻想のギャップに苦しんでいた。トシはトシであり、久保の代わりにはならないのだ。

    • テクニシャン

      テクニシャン

      斉木率いる掛川北高校と清水学苑高校の試合の勝者が、掛川の準決勝の相手になる。観戦に訪れたトシたちは、信じられない展開を目撃して愕然となる。掛北優勢だったゲームが、たった一人の選手の投入によって簡単に引っくり返されてしまったのだ。しかもその選手は一年生だった。芹沢直茂、たった二試合で“フィールドの魔術師”の異名をものにした天才肌のプレイヤーだ。彼は恐るべき才能を発揮し、広瀬のナックルシュートを簡単にコピーしてしまう!

    • ドリーム

      ドリーム

      掛川北高校vs清水学苑高校の、準決勝進出を賭けた試合の後半が始まった。掛北の斉木は、フィールドの魔術師・芹沢を徹底的にマークして喰らいつこうとする。サッカーを“ただのボール遊び”と鼻で嘲笑い、努力することを否定するような男に、汗と涙の三年間を否定されてしまうわけにはいかないからだ。そして試合終了。激闘を最後まで見届けたトシたちは、気合いを入れ直して特訓を開始する。

    • マジシャン

      マジシャン

      掛川高校の準決勝が始まった。相手はフィールドの魔術師・芹沢を擁する清水学苑高校だ。早朝から特訓してきた掛川イレブンは、平松をマンマークで芹沢につけ、ディフェンスを固めてゴールを守る作戦に出る。確かに芹沢は並外れたテクニックとスピードを持っている。だが、彼には致命的とも言える弱点もあるのだ。掛川イレブンは、斉木から教えてもらった芹沢の弱点をつくため、懸命に守りながら魔術師の魔法が解ける時を待つ。

    • トリック

      トリック

      トシたちの我慢の甲斐もあり、ついに芹沢の魔法の解ける時が来た。芹沢の動きが完全に鈍り、プレーも明かに精彩を欠き始めたのだ。清水学苑の他の選手は、彼の異変にまだ気付いていない。一点を追いかける掛川イレブンは、守備的なシステムをオフェンシブに変更して反撃開始。混乱して対応できない清水学苑の隙をついてシュートを決め、あっという間に同点に追いついてみせる。さあ、ここからが本当の戦いだ!

    • Jリーグ

      Jリーグ

      後半も残り時間は10分。今まで存在感をなくしていた芹沢が復活し、圧倒的なキレと瞬発力で猛攻を開始した。瞬く間にボールを奪われ、ゴール前に切り込まれる掛川イレブン。サッカーそのものをバカにしていた芹沢も、いつしかフィールドを駆ける一人として懸命にボールを追いかけていた。スコアは3対3のまま、勝負はロスタイムにもつれ込む。もはや小細工など必要ない状況だ。両者死力を尽くした激闘は、トシと芹沢のマッチアップで終幕を迎える!

    • スポットライト

      スポットライト

      一美が芸能事務所にスカウトされた。掛高サッカー部にテレビ取材が入り、たまたま居合わせたところ、事務所の関係者に声を掛けられて名刺を渡されたのである。最初は興味がなかったものの、トシがレポーターのアイドルに骨抜きにされたのを見て、一美は何となく迷い始める。そして彼とのすれ違いが重なると、あてつけのために事務所を訪ねる決心をするのだった。二人の運命の歯車が、ゆっくりと狂い始めていた……。

    • フラッシュパス

      フラッシュパス

      決勝の相手はライバル・松下浩を擁する藤田東高校か、それとも東海学園か? 準決勝を偵察に来たトシたちは、ライバルの底知れぬ実力を改めて思い知らされることになった。藤田東は“フラッシュパス”を完全に自分たちのものにしていた。速く正確なパスをダイレクトでつなぎ、相手を圧倒する超高等戦術だ。あまりの実力差に、東海学園はなす術もなく立ち尽くす以外になかった。これほどまで強大な相手を向こうに回し、トシたちに勝ち目はあるのだろうか?

    • ミサンガ

      ミサンガ

      全国大会を目前にした掛高イレブンの前に、最後にして最大の難関が立ちはだかっていた。フラッシュパスを駆使する藤田東との決勝戦だ。攻略法は何一つ見つからず、不安だけが日増しに大きくなってゆく。フラッシュパスは平松の父や藤田東の監督が、学生時代に苦心の末にあみ出したもの。当時の練習風景を収めたフィルムを研究している平松が、最後の頼みの綱だった。肝心のトシはというと、サッカーとは別に恋の悩みに苦しんでいて……。

    • ファイナル

      ファイナル

      運命の朝が来た。いよいよ今日、藤田東との決勝戦が行われるのだ。結局トシは一美に素直な気持ちを伝えられず、手作りのミサンガだけをお守りに託されていた。オーディション会場へ向かう一美。依然としてフラッシュパスの攻略法が見つからず、頭を抱える平松。白石はトシの姉とある約束を交わし、神谷は久保の写真をそっとポケットに忍ばせる。新戦力も加わって更に手強さを増した藤田東に、掛川イレブンは久保の遺志を胸に立ち向かってゆく!

    • ボクサー

      ボクサー

      キックオフの笛が吹かれた。この試合にさえ勝てば、夢にまで見た国立のピッチに立つことが出来るのだ。掛川イレブンはトシの個人技を糸口に攻撃に転じようとするが、フラッシュパスを一人の力で打ち破ることは不可能。エースの松下や主将の加納隆次の前には、ほんのわずかなチャンスさえ生まれそうにない。そのうえ、藤田東には新戦力のゴールキーパーがいた。元ボクサーだという彼は、トシが全力で放ったシュートさえ簡単に弾き返してしまう。

    • イーブン

      イーブン

      トシが最も得意とする左からのシュートが、藤田東には通用しない。これでは最大の武器を封じられたも同然。しかも、フラッシュパスに対しては未だ攻略のヒントさえ掴めていないのだ。やはり勝ち目はないのか……心が折れそうになる掛川イレブンの中で、平松だけは冷静に状況を分析していた。彼は辛抱強く相手の動きを観察した結果、ついにある事実に気付く。フラッシュパスは決して対抗することさえ不可能な戦術などではなかったのだ。

    • カウンターシュート

      カウンターシュート

      平松がフラッシュパスの攻略に成功し、掛川イレブンは同点に追いついた。だが、それで絶対的優位に立ったというわけではなく、藤田東は後半開始直後から底力を見せ始める。しかもトシたちのライバルである一年生エースの松下は、トシが芹沢との一騎打ちで見せたシュートを参考に、人知れず作り上げた秘策を用意していた。藤田東のイレブンでさえ知らない、とっておきのフィニッシュ・シュートの正体とは?

    • チャレンジ

      チャレンジ

      松下のカウンターシュートによって勝ち越され、掛川は一点を追いかけることになってしまった。試合時間も残り少ない。2点を取って逆転すれば夢は開けるが、立ちふさがる壁はあまりにも高い。藤田東は決定的な追加点を狙い、松下を中心に猛攻を仕掛ける。信じがたいまでの粘りを発揮し、食い下がる掛川イレブン。スタミナも限界に近付く中、トシがこれまでの限界を超えた力を発揮し始める。久保は“左”だけの男に、自らの夢を託したわけではなかったのだ。

    • ミラクルチーム

      ミラクルチーム

      平松の捨て身の反撃で、掛川イレブンは何とか藤田東に食らいついていた。それぞれの夢を賭けた戦いは、いよいよフィナーレを迎えようとしていた。藤田東の主将の加納も、帝王のプライドをかなぐり捨てて全力でボールを追いかけている。持ち前の喧嘩スタイルで掛川ゴールを死守する白石。トシはというと、とっくに肉体の限界を超えているはずなのに、今や天才・久保の再来であるかのように軽やかにボールをさばいていた。スタジアムの全員が息を呑んで見守る中、ゴール前に飛び込んだ彼は……。

    • オーディション

      オーディション

      県大会も終了し、トシたちと一美は青春の新たなステージへと踏み出そうとしていた。全国大会を目前に控えた掛川イレブンは練習に打ち込み、一美は自分の輝ける場所を探すためにオーディションを受けようとしている。成長を続ける一同の前に、ヴィリー・ラインハルトというドイツ人の少年が現れる。久保に憧れて日本に留学してきたサッカープレイヤーだ。ヴィリーとの出会いは、掛川イレブンに新たな波乱をもたらす。

    • オールスターズ

      オールスターズ

      一美がめでたくグラビアデビュー。だが、彼女を巡るトシと平松の関係はさらに複雑で微妙な様相を呈していた。一美が好きだと打ち明けたトシ。二人の関係が少しも進んでいないと知るや、平松は自分にもチャンスがあると挑戦状を叩きつける。恋に忙しいからと言って、サッカーがおろそかになっているわけではない。松下や斉木といった代表の座を譲ったライバルたちが訪ねて来ると、ドリームチームを結成して練習試合の相手に名乗りを上げる。

    • カイザー

      カイザー

      新年を迎え、全国高校サッカー選手権がついに始まった。夢にまで見た国立競技場のピッチに立つには、ベスト4まで勝ち進む必要がある。大会にはあのヴィリー・ラインハルトも前山工業高校の選手として参加していた。ヴィリーはトシが久保の10番を着けることに猛反発し、掛高に挑戦状を叩きつけていたのだ。絶対に負けられない! 意気込むトシたちの前に、氷室明彦率いる鶴ヶ崎学園高校が立ちはだかる。

    • リベロ

      リベロ

      全国大会の初戦を迎えた掛川高校は、早くも苦しい展開を強いられていた。鶴ケ崎学園高校の氷室明彦は、“北海の氷壁”の異名を持つ実力者。彼は強固なディフェンス能力で、トシのシュートも簡単に弾き返してしまう。さらに彼はチャンスと見るや攻撃に出て、確実に得点を叩き出す決定力も備えていた。氷壁のように守り、シュートを決め、ゲームメイクまで行う彼は、あたかも皇帝のようにフィールド全体を支配する。トシたちは皇帝にどう挑むのか?

    • マジックシザーズ

      マジックシザーズ

      歌手デビューを控えた一美はレッスンで忙しく、トシと会うことはもちろん、掛川の試合を見ることさえ許してもらえずにいた。苛立ちと不満がつのる中、彼女に東京への転校話が持ち上がる。もしも東京へ行ってしまえば、トシたちとの距離がますます開いてしまう……。一美の不安など知るよしもなく、トシたちは次戦の相手・豊川高校の研究に余念がなかった。ところが夏子と待ち合わせをしていた白石が、思わぬトラブルに巻き込まれてしまう。

    • キス

      キス

      姿を消した白石は見つからず、トシたちは彼抜きで試合に臨まねばならなくなった。豊川高校は高橋兄弟というクセ者を擁し、彼らの繰り出すマジックシザーズという技に、掛川イレブンは防戦一方になってしまう。絶対的な守護神を欠くためにディフェンスに労力を割かざるを得ず、反撃することさえままならないのだ。トシたちの夢が少しずつ崩れ去ってゆく中、事件に責任を感じる夏子は、必死になって白石の行方を捜し続ける……。

    • プロミス

      プロミス

      チーム崩壊の危機を乗り越え、掛川イレブンは準決勝まで勝ち進んだ。国立競技場のピッチに立つという長年の夢を、ついに叶えたのだ。だが、トシは手放しで喜べずにいた。一美に連絡さえつかないことが、彼の心に微妙な影を落としていたのだ。準決勝の日には、新宿東口で大々的なプレデビューイベントが行われるらしい。一美はこのまま、手の届かない遠い存在になってしまうのだろうか? 不安に駆られたトシは夜の町へと飛び出してゆく。

    • ウルフ

      ウルフ

      いよいよ準決勝の朝がやってきた。だが、トシの心は曇ったままだった。昨夜一美から聞かされた突然の転校話が、一晩中心に引っかかっていたのである。悩んだ末、トシは彼女にあることを頼んだ。いつか果たせなかった約束を、最高の舞台で最高の形で果たしてみせる。それが出来たら掛川サッカー部に……自分のもとに帰ってきて欲しい、と。果たせなかった約束、それはハットトリックを決めること。相手はヴィリー率いる前山工業高校だ!

    • オフサイドトラップ

      オフサイドトラップ

      前山工業との準決勝は序盤から激しい展開を見せた。ヴィリーがいきなり先制点をあげたかと思うと、猛反撃に出た掛川イレブンに前山工業は巧妙な罠を仕掛ける。ディフェンスの赤堀にしか気付かれないほど巧妙なオフサイドトラップだ。前線のトシや平松をマークしつつ、パスの供給源である司令塔の平松を封じ込めてしまおうという作戦だった。苛立つ平松は次第に冷静さを失い、判定を巡って審判に食ってかかってしまう。

    • バイシクルシュート

      バイシクルシュート

      ベンチでは久保の使っていたシューズが、遠く離れた新宿ではイベントを直前に控えた一美が見守る中、掛川イレブンは苦しい戦いを強いられていた。執拗なオフサイドトラップやヴィリーの卓越した個人技は、トシたちを容赦なく追いつめてゆく。それでもあきらめない勝利への執念が、彼らの前に絶好のチャンスを呼び込んだ。トシがゴール前でシュートチャンスを得たのだ。だが体勢が不安定で、このまま撃てば確実に枠を外してしまう……。

    • ラストステージ

      ラストステージ

      前半が終了。控え室に戻った掛川イレブンはすっかり意気消沈していた。前山工業のゾーンプレスの前に手も足も出ず、ロングパスでカウンターを狙ってもことごとくオフサイドトラップに引っかかってしまう……。うつむく一同の中で、平松だけがわずかな勝機を見出していた。ゾーンプレスには決定的な弱点があることを、彼は見抜いていたのである。その頃、プレデビューイベントのステージに立った一美は、重大な決断を下そうとしていた。

    • ラブレター

      ラブレター

      トシは執念のゴールをもぎ取ったものの、激しい接触プレーによって脳震盪を起こしてしまった。医務室に運ばれる彼を見送りながら、残された仲間たちは決意を固める。トシの代わりはいない。控え選手をピッチに送ることも出来るが、ここは彼が戻るまで10人で持ちこたえよう、と。そして試合再開。治療を受けたトシのそばには、戻ってきた一美の姿があった。彼は久保のシューズを魂と共に託され、決戦のフィールドへと戻ってゆく!

    • トゥモロー

      トゥモロー

      試合時間も残り5分。もはや死力を尽くして戦い抜く以外に、勝利をつかんで決勝戦へと駒を進める術はない。掛川イレブンも前山工業もひたむきにボールを追いかけ、果敢にシュートを放つ。キーパーが飛び出して空いたゴールの前にはフィールドプレイヤーが立ちはだかってピンチをしのぐ。久保の10番を巡るトシとヴィリーの激闘にも、一美が見ているまえでピリオドが打たれようとしていた。終了間際にトシの放った伝説のシュートの行方は……!?

    スタッフ

    • キャラクターデザイン

      荒木伸吾、姫野美智
    • シリーズディレクター

      西尾大介
    • プロデューサー

      高見義雄、清水慎治
    • 企画

      金田耕司
    • 作画監修

      荒木伸吾、芽野京子
    • 制作

      東映動画
    • 原作

      大島司(講談社漫画文庫刊)
    • 美術デザイン

      窪田忠雄
    • 金田耕司

      フジテレビ
    • 録音

      今関種吉
    • 録音スタジオ

      タバック
    • 音楽

      本間勇輔
    • アニメーション制作

      東映動画
    • 金田耕司

      フジテレビ

    キャスト

    • 久保嘉晴

      古川登志夫
    • 平松和広

      菊池正美
    • 田仲俊彦

      緑川光
    • 白石健二

      神奈延年
    • 神谷篤司

      森川智之
    • 遠藤一美

      日髙のり子
    • 馬堀圭吾

      関智一

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    クマーバ シーズン2

    クマーバ シーズン2

    「インターネットの世界にレッツゴー!」クマーバたちの活躍により平和が戻ったはずのインターネットの世界。 そこにまたもやバグリンが現れる。バグリンは負の感情エネルギーで作られたイタズラ怪獣を操っていた。 インターネットの世界は大混乱!  う〜ん・・・クマったクマった!  クマーバは仲間たちと協力して、イタズラ怪獣をやっつけることができるのか!? クマったこともババっと解決!!

    2024年

    空の境界 未来福音 extra chorus

    空の境界 未来福音 extra chorus

    2008年に奈須きのこと武内崇の同人サークル「竹箒」名義で発売された「空の境界 未来福音」。その中に収録された、武内崇による漫画『1998年』3作をアニメ化。

    2013年

    リーマンズクラブ

    リーマンズクラブ

    天才的な観察眼で、バドミントン選手として活躍していた白鳥尊。 しかし、インターハイでのトラウマが原因で、思うようなプレーができずにいた。 社会人選手として所属していた強豪チーム・ミツホシ銀行をクビになった尊。 選手としての再起をかけて、サンライトビバレッジに入社した彼を待ち受けていたのは、 慣れない会社員としての仕事に、結果の出せていない弱小バドミントン部…。 おまけに、ガサツで、声がでかくて、やたらと距離の近いおっさん…宮澄建。 元・天才の新人社会人と、豪快おっさん“バドリーマン”。 何もかもが正反対のコンビが生まれたとき、 諦めかけていた夢が、ふたたび幕を開ける。

    2022年

    伝説巨神イデオン

    伝説巨神イデオン

    富野由悠季が総監督を担当したTVアニメ。TV版で描かれなかったクライマックスは、劇場版の「発動篇」として公開された。異星人のバッフ・クランと人類の偶発的な戦闘。その中で、目を覚ます伝説の巨神…。運命に取り込まれたコスモたちは、苦難の旅に飛び立つ。人は分かり合えるのか? そして、「イデ」とは何か?

    1980年

    アスタロッテのおもちゃ!

    アスタロッテのおもちゃ!

    就職活動中の直哉(ナオヤ)が、謎の女性に連れてこられたのは、なんと妖魔の国「ユグヴァルランド」だった! ナオヤはそこで、ロッテ王女の後宮(ハーレム)入りを命じられた。ワガママだけど、じつは寂しがり屋なロッテの素顔を知ったナオヤは、彼女のためにこの世界に残ることを決意する。人間界からナオヤの娘の明日葉(アスハ)もやってきて、親子と愛人がひとつ屋根の下で暮らす、奇妙な同居生活がスタートした。ところがナオヤたちの毎日は、個性的なキャラクターたちの乱入によって、ハプニングの連続に!?

    2011年

    わがまま☆フェアリー ミルモでポン!ちゃあみんぐ

    わがまま☆フェアリー ミルモでポン!ちゃあみんぐ

    3年生に進級した楓たち。また今年も結木と同じクラスになれると信じていた楓だったが、結果ははなればなれに。結木が恋しくてたまらない楓。そんな折、楓は同じクラスの住田光一という男の子から突然自己紹介を受ける。楓たちを取り巻く環境に今新しい風が吹き始めた!

    2005年

    侵略!!イカ娘 2012 SUMMER

    侵略!!イカ娘 2012 SUMMER

    週刊少年チャンピオンで連載中の人気漫画「侵略!イカ娘」。2012年8月に発売された単行本12巻に同梱されたオリジナルアニメーション。TVシリーズでお馴染の第1期監督・水島 努と第2期監督・山本靖貴に加え、数々の実績を誇る池端隆史が演出をそれぞれ担当する個性きわまる3エピソード!

    2012年

    GANGSTA.

    GANGSTA.

    マフィアの支配する街エルガストルムで宅配から殺し、護衛に人探しまで 何でも請け負う【便利屋】を生業にする、ウォリックとニコラス。 2人は警察やマフィアからも一目置かれ、どの組織にも所属しない 中立な存在として様々な依頼を引き受けてきた。 そしてある日、警察から舞い込んだ依頼で、1人の娼婦と出会う。 閉ざされたこの街でしか生きられない健常者(ノーマル)達と 『黄昏種(トワイライツ)』と呼ばれる超人的な能力を持つ者達。 つながり続ける、過去と現在。重なり合う、使命と運命。 ——2人と1人が出会った時、街の混沌は加速する

    2015年

    デジモンアドベンチャー02 ディアボロモンの逆襲

    デジモンアドベンチャー02 ディアボロモンの逆襲

    3年前にオメガモンに倒されたはずの最強最悪デジモン・ディアボロモンが、再びインターネット上に現れる。さらには、自らが倒された場合、分身のクラモンが大量に現実世界に出現するように、罠をも仕掛けていた…。再び危機に陥っていく現実世界。巨大な力を持つアーマゲモンを前に苦戦するインペリアルドラモンだったが、“選ばれし子供たち”のあきらめない心が奇跡を生む!!

    2001年

    バッテリー

    バッテリー

    「原田巧」はピッチャーとして抜群の野球センスをもつ少年。中学入学を期に移り住んだ山あいの街、新田市で、巧は自分の全力投球を受け止められるキャッチャー、「永倉豪」と出会う。新田東中学校の野球部に入部した二人は、部員同士の軋轢や、教師たち大人の事情に翻弄され、時には互いに衝突しながら、ピッチャーとキャッチャー、二人一組の「バッテリー」として成長していく。

    2016年

    きみの声をとどけたい

    きみの声をとどけたい

    海辺の町、日ノ坂町に暮らす高校生の行合なぎさは、小さい頃に祖母から聞かされた”コトダマ“の話を今も信じていた。願い続ければきっと叶う。悪いことばかり口にしていると、それが現実となって自分に帰ってきてしまう。それがコトダマなのだ。なぎさには3人の幼なじみがいる。ラクロス部仲間のかえで、お菓子作りが得意な雫、そして今は別の高校に通う浜須賀家のお嬢様の夕。でも、かえでと夕は顔をあわせるといつも口論になってしまう。なぎさは、かでのことは好きだけれど、キツい言葉を使って口論するかえでのことは苦手。それがストレスにもなっていた。 ある日、なぎさは使われていない喫茶店アクアマリンに入り込んでしまう。その一角にあったのはミニFMステーションの設備。出来心からDJの真似事をしてしまうなぎさ。ほんの遊び心だったが、偶然にもなぎさの”声“は放送されていたのだ。 その声を聞いていたひとりに矢沢紫音がいた。紫音は、母の看病のため日ノ坂町を訪れていたのだった。そして、なぎさはかえでと雫、紫音と一緒にミニFM・ラジオアクアマリンからの放送を本格的に始めることになった。8月に入り、ラジオ番組に詳しい中原あやめと、作曲ができる琵琶小路乙葉も加わりさらに、本格的になっていくラジオアクアマリン。ところがある日、アクアマリンが取り壊されてしまうことが明らかになるーー。

    2017年

    魔術士オーフェンはぐれ旅 キムラック編

    魔術士オーフェンはぐれ旅 キムラック編

    最強の魔術士、再び。 「私と決着をつけたけいのなら、キムラックに来なさい」 義姉・アザリーの残した言葉を追って、 オーフェン 達は魔術士と激しい対立を続けるキムラックへと向かう。 突如、悲鳴が聞こえ駆けつけると、おびただしい死体の山の中、 果敢に敵と戦う女剣士メッチェンと遭遇する。 オーフェンは彼女に加勢するのと引き換えに、キムラックへの案内を依頼する。 敵を壊滅し、やがてキムラックにたどりついたオーフェン達を待ち受けていたのは、 クオを首長とする魔術士の暗殺を担う≪死の教師≫たちだった。 オーフェンが最後にたどり着く《天使と悪魔の真実》とは。 アザリーがこの地に誘った本当の意味とは?

    2021年

    攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG

    攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG

    前作「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」に続く、シリーズ第2弾。草薙素子を始めとする公安9課は、内務省直属の独立部隊。情報ネットワーク化が進み、犯罪が複雑化の一途を遂げる社会的混乱の中、事前に犯罪の芽を探し出しこれを除去する攻性の組織である9課は、招慰難民や核を巡る政治的謀略に立ち向かっていくうちに、新たな敵である内閣情報庁、そして「個別の11人」と名乗るテロリストと対峙することになる。

    2004年

    銀河漂流バイファム “ケイトの記憶”  涙の奪回作戦!!

    銀河漂流バイファム “ケイトの記憶” 涙の奪回作戦!!

    TVシリーズの後日談を描くOVA第2弾。ジェダたちリベラリストは地球軍の協力で好戦的ククト政府軍を打倒、臨時新政府を樹立していた。地球とククトの友好をアピールする式典が開催されることになり、招待されたロディたちはふたたびククト星を訪れ、カチュア、ジミーと再会する。歓迎会のさなか、ロディは見知らぬ女性からミューラァがロディに会いたがっていると告げられる。ミューラァは死んだと思われていたケイトを保護していたのだ。再会を喜ぶロディだったが、ケイトは捕虜として尋問されたショックで記憶を失っていた…。

    1985年

    劇場版 FAIRY TAIL 鳳凰の巫女

    劇場版 FAIRY TAIL 鳳凰の巫女

    ナツたちが所属する魔導士ギルド「妖精の尻尾(フェアリーテイル)」に、ある日飛び込んで来た依頼は、「とある港町に巣食う盗賊団のリーダー・ギースを捕まえてほしい」というもの。高額の報酬を期待して意気揚々と依頼に乗り出すナツたち・・・。しかし、ルーシィのミスから目の前でギースを取り逃がしてしまう。依頼の失敗に一人落ち込むルーシィ・・・その帰り道、彼女はエクレアという謎めいた少女と不思議な鳥・モモンに出会う。なんとエクレアは記憶をなくしていて、唯一覚えていることは、手元にある「鳳凰石」をどこかに届けなければならないということだけ!!魔法が嫌いというエクレア、そして「鳳凰石」に隠された秘密・・・。この出会いをキッカケに、「フェアリーテイル」にかつてなき強大な敵、そして邪悪な陰謀が立ちはだかる!!

    2012年

    アサシンズプライド

    アサシンズプライド

    マナという能力を持つ貴族が、人類を守る責務を負う世界。能力者の養成校に通う貴族でありながら、マナを持たない特異な少女メリダ=アンジェル。彼女の才能を見出すため、家庭教師としてクーファ=ヴァンピールが派遣される。『彼女に才なき場合、暗殺する』という任務を背負いー。能力が全ての社会、報われぬ努力を続けるメリダに、クーファは残酷な決断を下そうとするのだが…。「オレに命を預けてみませんか」暗殺者でもなく教師でもない暗殺教師の 矜持(プライド)にかけて、少女の価値を世界に示せ!

    2019年

    DEATH NOTE

    DEATH NOTE

    2003年より「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)で連載がスタートし、コミックスの累計発行部数が2100万部を超える大ヒット作品「DEATH NOTE(デスノート)」。「そのノートに名前を書かれた人間は死ぬ」という力を持つ、死神が落とした恐るべき“デスノート”。天才的な頭脳を持ち、退屈を持て余していた高校生・夜神月(ヤガミ・ライト)がそれを拾った時から、すべては始まった。デスノートを使って、世の中に溢れる犯罪者たちに次々と死の制裁を下していく月は、いつしか“キラ”と呼ばれるようになる。果たして月=キラは、世界を救う救世主なのか。それとも独裁的な殺人者なのか。キラを崇拝する者、その行為を否定する者。世界は大きく揺れ動いていく…。

    2006年

    機動戦士ガンダムUC

    機動戦士ガンダムUC

    上映、配信、パッケージ販売が全世界同時期展開するクロスオーバーコンテンツ!! 「逆襲のシャア」から3年後の世界を描いた『宇宙世紀』ガンダム待望の最新作!! U.C.0096――可能性の獣が今、 主を得て揺れる宇宙(そら)を駆ける 第二次ネオ・ジオン戦争の終結から3年が経過した、U.C. 0096。 地球連邦、アナハイム・エレクトロニクス社を影で操ると言われるビスト財団は、新世界の構築を目指し、ネオ・ジオンの残党『袖付き』にある機密を渡そうとする。 それは、宇宙世紀の成り立ちに大きく関わるという最重要機密『ラプラスの箱』の開放を意味していた。 ビスト財団と『袖付き』の取引場所となる工業コロニー〈インダストリアル7〉。ここで暮らしていた学生のバナージ・リンクスは、コロニー内の無重力空間を落下していた少女を発見、救出する。 「戦争を止めたい」と語るその少女=オードリー・バーンに突き動かされたバナージは、『ラプラスの箱』を巡る争乱へと足を踏み入れていく――まるで自らの血脈に導かれるかのように。

    2010年

    わしも-wasimo-

    わしも-wasimo-

    おばあちゃんがしんじゃった。毎日泣いていた小学生の女の子「ひよりちゃん」のために、パパが作ってくれたおばあちゃん型ロボット「わしも」。「わしも」が歩くと聞こえるカタカタカタという懐かしい音は、おばあちゃんと同じ入れ歯を使っているから。歩くスピードはカタツムリより速いけど、興奮したカブトムシより遅い。でも、本当は新幹線より速く走れちゃう。そんなヘンテコな性能の「わしも」がいろんな人と出会ったり、いろんな経験をしたり…。「わしも」と「ひよりちゃん」のキュートで楽しい、ちょっと変わった日常がはじまる!

    2014年

    とっとこハム太郎

    とっとこハム太郎

    『とっとこハム太郎』は、河井リツ子による同名のコミック『とっとこハム太郎』を原作とするアニメ作品。

    2012年

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