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A.D.2008年。1999年に落下した異星人の戦艦がもたらしたオーバーテクノロジーをめぐって、地球統合戦争が勃発。ベテランパイロットたちは次々に失われ、まだ10代の少年たちまでが戦場にかりだされていた。その頃、鳥人伝説の伝わる南海の孤島に、異常なエネルギー反応が探知された。それは異星人がはるか昔にこの地上にもたらした、オーバーテクノロジーの遺産(プロトカルチャー)かもしれないと予測された・・・統合政府と、反統合勢力は未知の遺産を入手すべく、開発されたばかりの新型可変戦闘機VF-0(ゼロ)とSV-51を投入し、激しい争奪戦を繰り広げられることになる。巨大な岩石が立林する群島を舞台にVF-0(ゼロ)に命を賭けて戦う男たち。そして島に伝わる伝説の力を守ろうとする少女たちの恋と夢・・・。美しい珊瑚礁やジャングルが戦場に変わり、時代が大きく移り変わろうとしてゆく。そしてついに、島に眠る禁断の力が目覚め、巨大な鳥人のような姿の戦艦が空へと舞い上がる!伝説と最新兵器が交錯する中、若者たちは戦いの果てに何を見るのか。
18歳のすずさんに、突然縁談がもちあがる。 良いも悪いも決められないまま話は進み、1944(昭和19)年2月、すずさんは呉へとお嫁にやって来る。呉はそのころ日本海軍の一大拠点で、軍港の街として栄え、世界最大の戦艦と謳われた「大和」も呉を母港としていた。 見知らぬ土地で、海軍勤務の文官・北條周作の妻となったすずさんの日々が始まった。 夫の両親は優しく、義姉の径子は厳しく、その娘の晴美はおっとりしてかわいらしい。隣保班の知多さん、刈谷さん、堂本さんも個性的だ。 配給物資がだんだん減っていく中でも、すずさんは工夫を凝らして食卓をにぎわせ、衣服を作り直し、時には好きな絵を描き、毎日のくらしを積み重ねていく。 ある時、道に迷い遊郭に迷い込んだすずさんは、遊女のリンと出会う。 またある時は、重巡洋艦「青葉」の水兵となった小学校の同級生・水原哲が現れ、すずさんも夫の周作も複雑な想いを抱える。 1945(昭和20)年3月。呉は、空を埋め尽くすほどの数の艦載機による空襲にさらされ、すずさんが大切にしていたものが失われていく。それでも毎日は続く。 そして、昭和20年の夏がやってくる――。
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